賢く使ってリスクを回避!?悪徳業者に騙されるな

リスク回避

現金化を店舗型で行うメリット

クレジットカード現金化のサービス業者は、主に店舗型とインターネット型に分けられます。

店舗型は、その名の通り実店舗で取引をしている業者であり、街中に「クレジットカード現金化はコチラ」などの看板を掲げています。

現金化を専門的に行っている業者もありますが、買取業務の一環としてクレジットカード現金化を行っている中古買取店もあれば、インターネット取引も併用している業者もあります。

一方、インターネット型はインターネット通販による取引をメインとしている業者であり、インターネットが接続できる環境があれば、全国どこからでも利用できるというメリットがあります。

インターネット型の業者は24時間対応が多く、現金化までのスピードが早いという特徴があります。

業者にとってもコストをかけずに運営できることから、一時期はインターネット型の業者が大勢を占めるようになりました。

しかし、昨今のクレジットカード現金化で人気があるのは、インターネット型よりも店舗型の業者です。

多少手間がかかっても、直接店舗に行って取引したいという消費者が増えているということです。

その理由は、悪徳業者を利用するトラブルを懸念してのことでしょう。

インターネット型は、携帯やパソコンから申し込むだけで銀行口座に送金してもらえるので大変便利です。

しかし、インターネットを通して取引することで、様々なトラブルも生じています。

たとえば、

  • インターネット決済したのにお金が振り込まれない。
  • 成約内容よりも低い還元率で振り込まれた。
  • 決済後にキャンセルできない。

などのトラブルがあります。

特に悪徳業者は意図的に消費者を騙しますので、ホームページの内容を信じて取引すると後で痛い目に遭ってしまいます。

悪徳業者は誇大広告が多く、問い合わせでも堂々と嘘を吐きますので、会社情報などを確認しないと騙されてしまう方もいるでしょう。

一方、店舗型の業者ではその場で商品と現金を交換するので、確実に現金を手に入れることができますし、取引に不満があれば中止することもできます。

実店舗も存在するため、万が一トラブルが生じた時も店員の顔を見て話をすることができます。

クレジットカード現金化の認知度が高まるとともに、悪徳業者もいることが知られるようになり、より安全に取引するために店舗型を利用したいという方が増えたのでしょう。

もちろん、インターネット型でも成約通りに取引できる優良業者はありますが、不安な方は店舗型を利用することをおすすめします。

システムの弱点と対策

システムの弱点
クレジットカード現金化の取引方法は、インターネットと宅配便を利用した取引方法が一般的です。

インターネット通販は、全国どこにいても好きな業者を利用できる反面、消費者にとって不利な側面を含んでいます。

それは、業者の信用性が分かりにくいということです。

消費者は業者のホームページを主な判断材料とするため、ホームページを偽れば騙されてしまう消費者もいます。

また、インターネット決済を行ってから現金を振り込むという流れですので、消費者が決済したことを確認してから、還元率を引き下げたり、振込日を遅くしてわざとキャンセルさせたり(キャンセル料目的)する業者もいます。

先にインターネット決済を行ってしまうと、どうしても消費者の立場の方が弱くなります。

販売店と買取店が異なる場合も、商品の発送後に銀行口座への送金となりますので、商品を発送したにも関わらず送金してくれない、「傷があった」などを理由に換金率を下げられた、というケースもあり得ます。

不当な取引ですので、クレジットカード会社に連絡してインターネット決済をキャンセルしてもらおうと試みる方もおりますが、クレジットカード現金化はクレジットカードの利用規約に反するため、消費者にもペナルティが発生する可能性があります。

消費生活センターに相談した場合も同様です。

すると消費者の中には申告を躊躇う方もおり、結局悪徳業者の言いなりになってしまうケースが多いです。

不当に還元率を低くされても文句を言いにくいというのが、クレジットカード現金化というシステムの弱点です。

弱点を回避して安全に取引するためには、3つの方法が考えられます。

1
宅配便を利用しない事

1つ目は、宅配便を利用しないことです。

直接店舗に行ってその場で商品と引き換えに現金を手に入れます。

当然、実店舗のある現金化業者を利用することとなるので、店舗を持たないネットショップは選択肢に入りません。

2
業者に頼らず個人で現金化する事

2つ目は、業者に頼らず個人で現金化することです。

自分で換金性の高い商品を探し、ネットオークションなどで転売すれば現金化することが可能です。

ただし、業者を利用するよりも手間と時間がかかりますし、納得の行く金額で取引できない場合もあります。

3
優良業者を利用する事

3つ目は、優良業者を利用することです。

実店舗の有無に関わらず、実績のある優良業者を利用すれば上記のようなトラブルに巻き込まれることはまずありません。

優良業者を見つけるためには、業者の宣伝に踊らされないよう、慎重に比較検討する必要があります。

本人確認は初回だけ?

利用者全員に必ず本人確認が行われます。

本人確認をするなんて少々面倒ですが、クレジットカードの不正利用を防ぐためですので仕方ありません。

しかし、とても簡単なのですぐ終わります。

まず、運転免許証やパスポートなどの身分証明書を1つ用意し、FAXか電子メールで送信します。

自宅にFAXがなくてもコンビニのコピー機などから送信できます。

本人確認は初回だけですので、次回から本人確認なしで取引できます。

インターネット決済にかかる時間は5分から30分ですので、本人確認なしですと最短5分で銀行口座に送金されます。

時間に余裕のある時に本人確認だけ先に済ませておくと、いざという時に安心です。

もしも家族のクレジットカードを使用する場合は、所有者の同意を得たうえで、自分だけでなく所有者の身分証明書が必要になります。

しかし、業者によっては自分以外のクレジットカードを使用できない場合もあります。

というのも、家族の同意を得ずにクレジットカードを使用する方がいるとトラブルの元になるからです。

もしも家族の同意を得ずにクレジットカード現金化した場合、家族が支払いを拒否すれば、他人の名義を悪用したとして詐欺罪になります。

クレジットカード会社から訴えられる可能性があるので、家族といえども同意なしにクレジットカードを使用してはいけません。

もしも本人確認を行わない業者があれば、犯罪に無頓着の悪徳業者と言えます。

犯罪に無頓着ということは、業者自身が犯罪を行っている可能性もありますので、絶対に取引しないようにしましょう。

反対に、必要以上に個人情報を求めてくる業者も悪徳業者の可能性が高いです。

お金に困っている人のアドレスや電話番号などは、ヤミ金など違法業者に高く売れます。

相手が違法業者の場合は、本人確認を利用して、必要以上に個人情報を求めてくるかもしれません。

特にインターネット決済以外の場面で、クレジットカードの番号や裏面のセキュリティコードなどを訊き出そうとする場合は、100%悪徳業者と言えます。

その店舗で取引するつもりがなくても、クレジットカードの情報を知られてしまうと勝手に商品を購入されてしまいます。

クレジットカード現金化では、身分証明書以外に必要な書類はありませんが、身分証明書にも大事な情報がたくさん詰まっていますので、実際に取引しようと決めた業者以外には、情報を送信しない方がよいでしょう。

優良業者であれば申込手続きの最後に身分証明書の提示を求めますが、悪徳業者は最初から身分証明書の提示を求めてくるケースが多いので注意しましょう。