ギフト券を利用すべきか換金すべきか
amazonギフト券を使うときには、自分のアカウントを立ち上げてからギフト券のコードを入力して、チャージすることで使えるようになります。
amazonギフト券にはカードタイプのものも、Eメールで送信されるタイプのものあります。
それぞれのタイプでギフト券コード番号が書かれていて、チャージして使うので電子マネーと同じ扱いになります。
世界的にも有名なamazonでは、ありとあらゆる商品を扱っているので、ショッピングモールや家電量販店に行って買い物をするよりも便利です。
そのため、今では百貨店の商品券よりもamazonギフト券の方が人気があります。
最近では、キャンペーンの特典や友達へのプレゼントとしてもamazonギフト券が使われているので、自分が予期していない時に受け取ることもあります。
amazonギフト券を使ってあらゆる商品を買うことはできますが、ファミレスで食事したり、テーマパークで遊ぶ時に使うことはできません。
amazonギフト券には有効期限があるので、インターネットが使えない人や近々買い物の予定がない人にとってはamazonギフト券よりは現金に換えたほうが、換金メリットがあります。
金券ショップでは、ギフトカードや商品券を高く買い取ってくれますが、amazonギフト券は一般の質屋や金券ショップで買い取ってもらい換金することはできません。
そこで、amazonギフト券を現金に換えるためには買い取り専門店で売却するしかありません。

ネット上の買い取り専門店であれば、店舗のコストがかからないので、高く買い取って貰えます。
さらに、自宅や屋外でも24時間簡単に申し込めるのも便利です。
amazonギフトの別の換金メリットは、専門店では他の商品券よりも高く買い取ってくれて、売却する時には90パーセント以上の値段で買い取ってくれます。
最近ではamazonギフト券の人気が高くなっているので、買い取り専門店の数も増え、競争が激しくなっているため他よりも高い金額を提示してきます。
押し入れの中に入れて使わないamazonギフト券を持っているよりは売って現金に換えることでどこでも活用することができます。
もう一つの換金メリットは、amazonギフト券を買うのはとても簡単で、インターネットさえ繋がっていれば、携帯電話を使っても買えるため、クレジットカードのお金を現金に換える時に、簡単にギフト券を購入して換金することができます。
amazonギフト券の換金デメリットについて
最近はamazonを利用する人がとても多く、日本国内だけでなく中国人のバイヤーが日本のamazonを利用して商品を買って本国で売ることもあります。
このようにamazonの利用者が増えればamazonギフト券を使う人も多くなるので、家の中でタンスの肥やしにしてしまうよりは、使ってしまった方が良いでしょう。
もし使う機会が無い人は、専門店で換金することもできます。
amazonギフト券は他の商品券よりも高く買い取ってもらえるメリットがありますが、一方で換金デメリットもあります。
換金デメリットには、ネット上の買い取り専門店を利用する場合には、騙されるかもしれないという不安が付きまといます。
メールで必要事項を記入してやり取りするだけなので、業者と直接会って話すことがなく、どんな人物なのかがよくわかりません。
実際にamazonギフト券を換金する時に詐欺に遭ったという人もいます。
そのため、悪質な業者をよく見分けて、極端に高い換金率を宣伝している店舗は避けたほうが無難でしょう。
amazonギフト券にはギフトコードが書かれていて、ギフトコードが分かれば誰でも全額チャージをすることができます。
悪質な業者は、申請をしている段階でギフトコードを聞き出して、全額自分がチャージしてから低い買い取り価格を伝えて、わざと客にキャンセルさせます。
客はamazonギフト券を持っていても、ギフトコード既に使われているので、コードは有効ではなく、別の業者に換金の申し込みをしても何の価値もない紙切れになってしまいます。
そのため、間違って先にギフトコードを送ってしまった時には10パーセントから20パーセントの換金率を提示されて泣きをみることになりますが、それでもその業者に換金してもうしか方法はありません。
また他の換金デメリットとして、換金するまでに時間がかかるということが挙げられます。
ネット上でamazonギフト券を換金する時には、現金で受け取ることは出来ないので、銀行振り込みをしてもらう必要があります。
しかし、換金の申請をしても実際に銀行に振り込まれるのは翌日ということもあるので、換金を依頼する時は即日換金をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。
さらに、銀行に振り込まれる際に、振込手数料をこちらの負担にしてくる場合があるので、自分が思っていた値段から手数料を引いた金額を受け取ることになります。
この点では、手数料がかからない業者を選ぶようにしましょう。
初心者が換金する場合は必読!!
毎月決まった額の給料を貰っていても、買い物が増えたり家族が病気になると、支払いが増えて一時的に現金が足りなくなることがあります。
家賃や光熱費の支払いの時に現金が無いのはとても不安です。
現金が足りない時にはクレジットカードのキャッシング機能を利用できますが、今は総量規制されているため、以前のように簡単にキャッシングすることはできません。
簡単に現金を調達するためには、クレジットカードの買い物枠を使ってamazonギフト券を買って現金に換金する方法があります。
この点で、換金初心者はどんなことに気を付ければいいでしょうか。
amazonギフト券の換金初心者は、インターネットを使って買い取り専門の業者に依頼することができますが、申請して手続き案内にしたがえば簡単に換金できるので手続きが簡単です。
インターネットがあれば、24時間いつでもどこからでも申し込めますし、多くの買い取り業者は即日で入金してくれます。
ネット上ではなく、実際に店舗がある買取ショップで換金することもでき、amazonギフト券を持っていけばその場で現金に換えてくれるので、早い時間で現金を手に入れることができます。
ネット上の業者とは違い、直接店員と会話ができるので怪しいと思えば取り引きを中止することもできるため、詐欺にあう確率は低くなるでしょう。
しかしamazonギフト券を換金出来る店舗は全国で10店舗もないので、大都市に住んでいなければインターネットを使ってネット上で取り引きするしかありません。
これらの理由から、換金初心者がamazonギフト券を持っていても、騙される心配があるので買い取り業者に依頼するのは嫌だと感じる人がいます。
そのような人には、少々手間はかかりますが、先にamazonギフト券を使って商品を購入してからネットオークションで売却して現金に換える方法を試してみると良いでしょう。
高く売れる商品の中には、新作のゲームソフトやDVD、期間限定の商品やレアなフィギュアなどがあります。
人気があり入手が難しい商品を安く買って、ネットオークションで高く売れば元値よりも儲けることができます。
ただし、この方法は商売のノウハウが必要になるのと、高く売れる商品を探さなくてはいけないので手間がかかります。
買い取った商品が売れなければ在庫を抱えることにもなるので、換金初心者でも商売の経験がある人がチャレンジしてみることができるでしょう。
年齢制限はないが、親権者の許可は得ておきたい
お酒や煙草を購入する場合、年齢制限があります。
コンビニではamazonギフト券などのプリペイドカードも販売されているのですが、これらは基本的に年齢制限はありません。
それこそ、小学生であってもお金を持っていれば買えるので、お小遣いの使い道としてプリペイドカードを選ぶ人もいます。
もっとも、年齢制限がないのはあくまでプリペイドカードの購入であり、利用するサービスによっては年齢で引っかかることもあるのです。
amazonでは20歳未満の場合、利用するためには親権者や後見人の許可が必要であると規約で定めています。
そのため、未成年の人はアカウントを作る際、何かを購入する際には許可を得る必要があるのです。
もっとも、実際のところは仮に許可を得ていたとしても、得ていなかったとしても、amazon側にそれを確認する手段はありません。
しかし、年齢を確認されるケースは幾つかあり、代表的なものはお酒や煙草などの未成年に販売してはいけないものです。
家庭用ゲームはレーティングが細かくわけられていて、中には暴力描写などの関係で18禁のものもあるので年齢確認が求められます。
同様に、アダルト関連の品も間違いなく年齢確認があるので、未成年の人が自由に買い物をできるわけではありません。
ただ、実際問題として、年齢確認は「はい」か「いいえ」で答える形式なので、偽ろうと思えばいくらでも偽れるのが現状です。
そして、amazonの規約によればコンビニ払いの際、代金引換での商品の受け取りの際に年齢確認があることが示唆されています。
ただ、コンビニ払いの際には何を購入したのかは店員には分からず、実際に年齢確認をされることはまずないでしょう。
代金引換の際には家族が受け取ることも多く、こちらも年齢確認を求められるケースはまずありません。
高校生はクレジットカードを作れないので支払い方法の面では不便ですが、それでも先に書いたようにコンビニ払いや代金引換なら利用できます。
コンビニでamazonギフト券を購入、代金引換に対応しているamazonギフト券を注文するなどの方法で自分のアカウントにチャージすれば、ある程度は自由に買い物ができます。
もちろん、年齢制限がある商品を買うのは問題ですし、年齢制限などがない商品を買うにせよ許可を得ておきたいところです。
例えお小遣いの範囲内であったとしても、家にamazonからの商品が多く届けば親御さんも不安に思うので、相談しておくのがベストです。
学生の人ほど、うまく利用する価値がある
amazonギフト券の購入に年齢制限はありません。
20歳未満ならamazonを利用するために親御さんの許可が必要である、そう定められている点は留意しておきたいところです。
20歳を超えているなら気兼ねなくamazonを利用可能で、また年齢的にクレジットカードも作れます。
18歳以上なら作れるクレジットカードも存在するので、早い時期からクレジットカードに慣れておくのも手です。
もっとも、amazonでクレジットカードが必須なサービスは少なく、必ずしもクレジットカードで買い物をする必要はありません。
金銭感覚が身についていない時にクレジットカードを持つのは危険だとする意見もあり、実際に支払いに困る人も珍しくはありません。
買い物をしたのに手持ちの現金が減らないので、この辺りの感覚のズレが使いすぎに繋がるのです。
amazonを始めとしたECサイトでの買い物で使いすぎる人は多く、学生でクレジットカードを持つなら十分に気を付ける必要があります。
amazonギフト券はコンビニ、代金引換などクレジットカードを使用することなく購入できるのが魅力なので、学生ならそちらを利用する人が多いでしょう。
学生はお金のやりくりに困っている人も多いですが、そのような人にとって困るのが配送料です。
amazonは2016年4月より配送料が有料になったので、よくamazonで買い物をする人ほど配送料の負担が大きいのです。
ただ、amazonギフト券に関しては配送料がかからず、ボックスタイプやマルチパックのような実際に手元に届くタイプのものであっても同じです。
もちろん、コンビニで買えるカードタイプなら配送料は関係ないので、このamazonギフト券をうまく使うとよいでしょう。
買い物で必ず配送料がかかるわけではなく、合計2000円以上の購入なら配送料は無料なので、ほしいものがあるならまとめて購入するのがお得です。
あらかじめamazonギフト券でポイントをチャージしておけば、そちらを使って配送料を無料にできるのです。
もちろん、コンビニ払いなど他の支払方法でも購入額が2000円以上なら配送料は無料になるのですが、チャージしておけば支払いの手続きが不要な点はamazonギフト券の大きなメリットです。
配送料はさほど高いわけではありませんが、これが何回も積もると学生の人にとってはつらいので、amazonギフト券をうまく利用してください。
安い日用品をamazonで購入している人は、まとめ買いをするなどの工夫で出費を抑えられます。
街の金券ショップで電子ギフト券取り扱いについて聞いてみた
街の金券ショップ業者を利用したことがある方はわかると思いますが、金券ショップ業者ではいろいろな金券が取り扱われていて、実際の金額よりも安く購入することができます。
主に取り扱われているのは商品券や新幹線などのチケットです。
ですから、すでに利用することが決まっているのなら金券ショップ業者で安くこれらの金券を手にいれて使うことで少しだけ安く買い物をしたり、新幹線に乗ったりすることができます。
そんな金券ショップ業者でのAmazonギフト券の取り扱いについてご紹介したいと思います。
Amazonギフト券を取り扱っている金券ショップ業者は少ない
これも実際に金券ショップ業者へ行ったことがある方はわかるかもしれませんが、街の金券ショップ業者ではAmazonギフト券を取り扱っているところが非常に少ないです。
これには明確な理由がありました。
Amazonギフト券は、カードにギフト券番号が記載されています。
このギフト券番号をAmazonのアカウントへ入力することで利用可能な状態になるのですが、そのAmazonギフト券が本物か偽物かを見極める方法が、アカウントへチャージするという方法しかないのです。
しかし、一旦Amazonギフト券はチャージしてしまうとそのアカウントでしか利用できなくなってしまいます。
つまり、金券ショップ業者がAmazonギフト券を買い取る場合に、そのAmazonギフト券が本物か偽物かを判断する方法が他にないので、最悪の場合詐欺被害に遭ってしまうおそれもあることから、金券ショップ業者にはAmazonギフト券がないことが多いのです。
Amazonギフト券を取り扱う金券ショップ業者はある
しかし、それでもAmazonギフト券を取り扱っている金券ショップ業者がない訳ではありません。
もちろん金券ショップ業者で販売されているAmazonギフト券は、他の商品券などと同じで実際の価格よりも少しだけ安くなっています。
でも、使う時には額面通りの金額のAmazonギフト券として利用できますので、もしもAmazonギフト券を使うのなら金券ショップ業者で購入してきて使ったほうが割安となります。
ただし、金券ショップ業者で販売されているAmazonギフト券の価格は、実際の価格の9割以上の値段はするので、大幅に割引されて販売しているというほどではありません。
ですから、3,000円程度の利用であれば金券ショップ業者まで足を運ぶという手間を考えたらあまりメリットはないかもしれませんが、ある程度高額な利用を考えているのなら、メリットがあると言えるでしょう。
Amazonギフト券の詐欺被害とは
Amazonギフト券に限らず、電子マネーを利用した詐欺被害が最近多発しています。
振り込め詐欺や不正請求に似ているのですが、現金ではなく代わりにAmazonギフト券のような電子マネーを要求されるということがあります。
そんなAmazonギフト券を利用した詐欺被害について解説したいと思います。
業界で見受けられる詐欺被害の実態
これまでの振り込め詐欺や不正請求による詐欺被害は、現金を振り込ませるという方法でした。
しかし、これらの詐欺が横行しすぎた為、警察やメディアで取り上げられることが多くなり、いまは一度に高額な現金を振り込むことができなくなったり、怪しい口座は即座に凍結させられてしまったり、振り込め詐欺被害を防ぐ為の情報などもかなり周知されてきました。
そこで、新たに考えられた詐欺の方法がAmazonギフト券を利用した方法という訳です。
他にもiTunesカードを利用した詐欺もあります。
Amazonギフト券を詐欺に利用することのメリットは、メールなどのやり取りのみで詐欺ができてしまうという匿名性や、銀行を介さなくてもAmazonギフト券を転売することで現金を手に入れられてしまうという点にあります。
また、銀行に振り込ませる振り込め詐欺の場合、必ず銀行からお金を引き出す必要があり、よく出し子が逮捕されるニュースを見かけますが、Amazonギフト券を使えば銀行やATMを利用する必要がない為、出し子すら不要となるのです。
プロ集団が行っている詐欺の方法はこれ
Amazonギフト券を利用した詐欺の方法はいろいろありますが、共通しているのは、Amazonギフト券のギフト番号を要求されるという点です。
たとえば利用した覚えのないアダルトサイトの利用料を請求するメールや電話がきて、その支払いをAmazonギフト券で行うように指示してくることがあります。
そもそも利用した覚えのないサイトの利用料金や登録料金は支払う必要がありませんが、万が一身に覚えがあったとしても、本当に利用しているのなら現金での支払いをするのが当たり前です。
それを、なぜかAmazonギフト券で支払うように指示され、Amazonギフト券のギフト番号を送るようにと言われたら間違いなく詐欺なので絶対にギフト番号を送ってはいけません。
もしも、誤ってギフト番号を送ってしまってからそれが詐欺被害だと気が付いた場合には、警察や国民生活センターなどへ被害を連絡しましょう。
法律家の専門に聞いてみた!詐欺被害を立件することは可能なの?
Amazonギフト券を使った詐欺被害に遭ってしまった場合、まずは警察や国民生活センターへ連絡しましょう。
そこから先の対応は状況によりますが、場合によっては被害額を取り戻すことができる可能性もあります。
ただし、Amazonギフト券詐欺の種類によって全くどうにもならなかったり、きちんと詐欺の立件ができる場合がありますので、どういう被害の場合に詐欺の立件ができるか、できないかなどをご紹介したいと思います。
買取業者の詐欺の場合
Amazonギフト券は、金券ショップなどではあまり買い取ってくれるところは少ないですが、インターネット上にはAmazonギフト券を買い取る専門業者がたくさんあります。
これらの業者がすべて詐欺業者だという訳ではありません。
しかし、中には詐欺まがいの業者が紛れていることも事実です。
たとえばよくあるのは買い取り金額の詐欺です。
業者のホームページにはAmazonギフト券を90%の金額で買い取るとあって、買取を依頼したとします。
しかし、実際に口座に振り込まれた金額はそれよりもはるかに少ない金額だとしたら、明らかに詐欺だと感じるでしょう。
しかし、この場合、巧妙な罠が仕掛けられています。
業者のホームページには目立つところに買取金額や利率を表記していますが、それとは別に利用規約などわかりにくいところにそれとは別の利率に関する条件などが記載されていることがあるのです。
もし、これを警察に詐欺被害として届け出を出したとしても詐欺の立件をするのは非常に難しいです。
なぜかというと、Amazonギフト券の買取を依頼する際に利用規約に同意してしまっているからです。
この方法が仮に100%詐欺だとしても、それを証明して詐欺の立件をするまでにはかなりの時間と労力がかかります。
不正請求による詐欺は取り戻せる可能性がある
アダルトサイトの利用料金など身に覚えのない料金を請求され、その支払いをAmazonギフト券で支払ってしまった場合、すぐに詐欺と気が付けば取り戻せる可能性があります。
それは、詐欺業者がAmazonギフト券をチャージする前にAmazonへ連絡をして事情を説明し、Amazonギフト券を再送してもらうという方法です。
しかし、詐欺業者も再送されてしまうことは分かっている場合が多いので、実際にAmazonギフト券を取り戻すということは難しいでしょう。
ですから、Amazonギフト券のギフト番号を要求された場合には、安易に対応してはいけません。
個人情報の取扱いは慎重に!必要以上に提供しない事
2005年に施行された個人情報保護法の観点から、誰もが自分自身の個人情報の取り扱いには神経を使っていることと思います。
しかし、それと相反するように、amazonギフト券の買取りの申込みには個人情報の提示を求められる場合が多いのです。
これはどうしてでしょうか。
古くから金券ショップを利用していた人ならば、以前は金券ショップでチケットなどを買い取ってもらう際には身分証明書等の提示は必要なかったと覚えているかもしれません。
実は、本当はamazonギフト券買取の際に個人情報を提示しなくてはいけないという決まりはありません。
何故ならば、amazonギフト券は従来になかった電子マネーであり、その取引きを規定する法令は現状のところ存在しないのです。
買取業者が個人情報を求める理由には2つのパターンがあります。
一つは、法令で規定されている場合です。
先に電子マネーの取引きを規定する法令は無いと書きましたが、電子マネーでは無く金券の取引きには「古物営業法」が関わってきます。
1997年に、それまで古物営業法の範囲外だった金券ショップも都道府県の公安委員会による営業許可が必要になりました。
以来、1万円以上の金券を買い取る際には身分証明書の提示が必要になったのです。
amazonギフト券を買い取る業者の中には、古物商の許可を取った金券ショップも参入しています。
そういった業者は、ホームページの会社概要に営業許可番号が確認できるはずです。
金券ショップに1万円以上のギフト券を売る場合は、法令に従って個人情報の提示が必要となるのです。
もう一つ、個人情報の提示を求める理由は、保障のためだと言います。
amazonギフト券は電子マネーであり、その実体はアカウントに登録して価値をもつ文字列であるギフトコードにあります。
従って、コピーも容易であり、そのコードが本当に価値をもっているのかは登録しないとわかりません。
ですから、従来の金券ショップでは扱いにくいのです。
買取業者も、常に偽造コードを買取ってしまうという危険性を孕みながらの取引きとなります。
そのための保障として、個人情報の提示を求めているのです。
では、逆に我々の個人情報を悪用されてしまうことは無いのでしょうか?
提示された個人情報を悪用して、架空請求詐欺などの犯罪に使うという悪徳業者も存在することは事実です。
そういった悪徳業者に引っかからないためには、その業者の評判をよく収集して、数多くの優良な取引きを長く続けていることを確認してから、取引きを開始するように心掛けましょう。
準備が大事!amazonギフト券買取の必要な情報とは?
様々に吟味してamazonギフト券を買い取ってもらう業者を選定したとします。
では、いよいよ申込み手続きに入るのですが、実際にどんな手続をするのでしょうか?
その際に必要な情報とは何なのでしょうか?
先にも話しましたが、amazonギフト券の実体は文字列からなるギフトコードです。
このギフト券の価値を確定させるのに必要な情報とは即ちこのコードだけになります。
このコードを送ってしまえば、相手に財産を譲渡したも同然ですから、このコードの取り扱いは最重要だと考えていいでしょう。
しかし、他にも様々な情報を求められます。
まず重要なのはamazonギフト券の有効期限です。
当然、その有効期限を過ぎてしまうとそのギフト券は価値が無くなります。
この有効期限が充分残っていることが買取りの条件である場合もあります。
実は、2017年4月24日以降発行のamazonギフト券は、有効期限は全て発行日より10年間と定められました。
しかし、それ以前に発行されたものは、タイプによって有効期限が違います。デジタルタイプ、カードタイプは1年間。
シート(印刷)タイプは発行より3年間が有効期限です。
ですから、その有効期限を確認するためにも、買取りを希望するamazonギフト券のタイプと有効期限も、申込みの必要情報だと言えます。
そしてもちろん、買い取ってもらった対価を振り込むための銀行口座の番号、名義も申し込みに必須な情報です。
この際に、オススメの口座があるのをご存知でしょうか?
amazonギフト券買取り業者のほとんどが、インターネットでのやり取りだけで手続きが済んでしまうという利便性を売りにしています。
ですから、ネット上で営業しているネット銀行の口座を持って取り引きに挑んだ方が、何かと便利です。
ネット銀行ならば24時間365日振込が可能なので、夜間や休日などでも代金を受け取ることができるのです。
最短振込み時間を謳う業者の中にはネット銀行の口座を必須とするところもあるので、是非開設しておくことをオススメします。
残るamazonギフト券買取り申込みの際に必要な情報とは、あなたの個人情報ということになります。
連絡先や住所、氏名は、前にも書きましたが偽造しやすいamazonギフト券の真性を保証するために提示させるところが多いようです。
業者が古物商の営業許可を得ていて、1万円以上の買取を申し込む場合には、免許証などの身分証明書のコピーの添付を求められる場合もあります。
amazonギフト券はまとめて売った方が買取率が高くなることが一般的です。
効率よく作業するためにも、必要な情報を準備しておきましょう。
amazonギフト券は未成年では買い取ってもらえない?
これまでamazonギフト券買取り手続きの際に必要になる情報のことをお話してきましたが、こちらの個人情報を相手に提示する理由のもう一つがここで関わって来ます。
それは、年齢の確認の必要性です。
買取り業者は顧客が未成年では無いかを確認する必要があります。
何故ならば、未成年からはamazonギフト券を買い取れないという事情があるからです。
未成年というのは言わずと知れた20歳未満の人たちのことを指しています。
この人達からamazonギフト券を買い取れない理由とは何か?
それは民法における「未成年者契約」に関わる条文に理由があります。
未成年者が契約をする場合には、親権者の同意を得る必要があり、同意を得ていない場合、親権者がその契約を取り消すことが出来ます。
これを未成年者契約の取り消しと言います。
未成年者が金券などを売った契約を行ったとしても、親権者の同意を受けていない場合は親権者はその契約を取り消して、売った金券の返還を求めることができるのです。
取り消しを受けた業者には、商品の返還義務が発生します。
ところが、amazonギフト券の場合は買い取ってからアカウントに登録してしまうと、価値の移譲ができなくなり、未成年者契約の取り消しを受けたとしても返還が出来ず、大きなトラブルに発展しかねません。
このようなトラブルを避けるために、未成年者からはamazonギフト券の買取りを行わないという業者が多いのです。
さらに、これが18歳未満だと別の法令も絡んできます。
多くの自治体が「青少年保護育成条例」などを条例で定めています。
その中で、多くの自治体が採用しているのが18歳未満からの商品の買取の禁止です。
これによって、そもそも買取り自体が禁じられているので、18歳未満からの買取りはしません。
では、未成年のみなさんがamazonギフト券を買い取ってもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
最も手っ取り早いのが、親御さんに頼んで売ってもらうという方法です。
しかし、親御さんに内緒のお小遣いをこっそり手に入れたいという場合もあるでしょう。
そんな時には、身分証明書の提示を求めない買取り業者を探すという方法が残っています。
古物商でなければ身分証明書の提示が必須ではないので、提示を求めない業者を探して年齢を告げずに買い取ってもらうという方法です。
そもそも、未成年者からの買取りが違法という訳ではなく、取り消された場合にはそれに応じなければいけない、ということですから、取り消されないように取引自体も内緒で行えば良いでしょう。