複数カードの現金化、複数利用におけるメリットとデメリット

複数カード

複数のカードを利用した場合のメリットやデメリットについて

業者に依頼し、クレジットカードのショッピング枠を現金化することをクレジットカード現金化といいます。

複数のクレジットカードを持っている場合、全てのクレジットカードのショッピング枠を現金化することができます。

ショッピング枠はそれぞれのクレジットカードによって利用限度額が設定されています。

1枚のクレジットカードでは必要な金額に達しないこともあるでしょう。

しかし、複数カードを持っていればそれだけ現金化できる金額が大きくなります。

クレジットカード現金化の複数利用の最大のメリットの一つは単純に現金化できる金額が増えるということです。

クレジットカード現金化では、利用金額が大きいとクレジットカード会社から疑われやすくなります。

しかし、カードの複数利用により、支払いを分散して1枚のクレジットカードの利用金額を減らせば現金化の行為自体が疑われ難くなるようです。

クレジットカードにはそれぞれ、毎月の支払い日が設定されています。

一度に支払いが集中すると経済的負担が大きくなりますが、複数カードがあればそれを分散することができます。

支払いの分散もクレジットカード現金化の複数利用のメリットの一つです。

ただし、クレジットカードの支払いを分散させるというのはメリットになることもありますが、デメリットになることもあります。

支払い日を分けるということはすなわち支払い日が増えるということであり、その度にお金の管理を行わなければならなくなります。

月初めの支払いを終えて安心していたために月末の支払いを忘れてしまい、返済遅延でクレジットカードが使えなくなってしまったという方も少なくありません。

支払い日を分ける場合、お金の管理はきっちりと行うように心がけましょう。

業者によって異なりますが、基本的にクレジットカード現金化の還元率は利用金額が大きいほど高くなっていく傾向にあります。

クレジットカード現金化の複数利用によってそれぞれのクレジットカードの利用金額が少なくなると、還元率が低くなり、手数料が大きくなるというデメリットが発生することになります。

つまり、クレジットカード現金化の複数利用はリスクは減らすことができるものの、コストは増えることになるということです。

その他、複数カードを持っていても、全てのショッピング枠を使い切ってしまったという方もいます。

複数カードがあるからといって、無計画に使い過ぎるのは避けることが大切です。

クレジットカード現金化の利用限度と回数

利用回数
現金化はクレジットカードのショッピング枠を業者に依頼し、現金に換えるという行為の総称です。

どういう事かと申しますと、クレジットカードで行う現金化には利用限度というのが設けられており、その利用限度というのはショッピング枠の限度額内ということになります。

しかし、実際にはショッピング枠の枠内を超えてクレジットカード現金化を行える場合があるようなんです。

というのも、クレジットカードを使って決済をした時、カード会社へその情報が届くまでの時間にはわずかなタイムラグがあるためです。

特に2万円以下の少額のショッピングのような場合はカード会社へ確認を取らず、手続きを簡略化して決済を行うこともあり、このような場合は利用限度額を超えてクレジットカード現金化ができることもあります。

ただし、ほとんどのクレジットカード現金化の手続きはインターネットを通じて行われるものであり、インターネットの取引はオフラインの整備によってカード情報の伝達が非常に早くなっています。

そのため、タイムラグを期待してクレジットカード現金化の利用限度を超えて利用するのは難しいかも知れません。

現金化の利用限度を大きくしたいのであれば、クレジットカードのショッピング枠を増枠させるのが確実です。

クレジットカードのショッピング枠やキャッシング枠はカードの申込時、申込者の経済状況を考慮して決定されます。

その後、クレジットカードを優良な使い方をしていたり、経済状況が好転していたりすると信頼度が増すので、ショッピング枠を増枠させることもできるのです。

クレジットカードのショッピング枠の申し込みは電話やインターネットを使って簡単に行うことができます。

また、カード会社によっては利用年数に応じて自動的にショッピング枠が増加されるというところもあります。

クレジットカードのショッピング枠は一時的に増枠する一時増枠というものもあります。

一時増枠はまとまったお金が必要になった時に便利であり、クレジットカード現金化を併用すれば現金として取得することができます。

クレジットカード現金化の回数は特に定めはなく、何度でも繰り返し利用することができるとされています。

ただし、クレジットカード現金化は法的にはグレーゾーンですが、カード会社の会員規約では基本的に禁止されています。

クレジットカードの利用停止行為に該当するので、何度も繰り返しクレジットカード現金化を行うのは摘発のリスクを高めることに繋がるため、避けた方が無難と言えるでしょう。

商品券やギフト券を転売する場合のデメリットって何だろう

転売
クレジットカードで商品券やギフト券を購入して、それをそのまま金券ショップに買い取ってもらうという方法は、誰でも利用できる簡単なクレジットカードの現金化の方法です。

しかし、この方法を使うには注意しなければならないことがあります。

金券の転売を行う場合は、以下のデメリットを確認し、それを了承したうえで自己責任で行ってください。

まず、金券ショップならどこでも同じ換金率で買い取ってくれるわけではないということです。

それぞれのショップごとに特色があるので、ショップが違えば同じ商品券でも換金率が違うのは当然です。

なかには悪質なところもあって、客の足元を見て換金率を変えるようなところもあります。

余裕がないと判断された場合は、通常よりも安いレートでしか買い取ってくれないということがあります。

ただ、これはそれほど大きなデメリットではありません。

事前に調べて金券の相場を把握してから売りに行けば、不当に低い換金率での買取の場合は、他のショップに行けばいいだけのことです。

本当に注意しなければならないことは、クレジットカード会社に、転売していることを知られてしまうことです。

というのも、クレジットカードを換金目的で使用することは、法律による規制はないものの、カード会社の利用規約では禁止行為と定められているからです。

クレジットカードで何かを買った場合、商品を手にした時点ではその所有権はまだ自分のものになっていません。

その代金は一時的にカード会社が立て替えているという形ですから、すべて返済してしまうまでは、その所有権はカード会社にあります。

したがって、返済が終わっていないのに商品を転売することは、規約によって禁じられているのです。

クレジットカードを所有している人は、すべての人がカード作成時にそのカード会社の規約に同意していることになります。

ですから、換金目的でカードを使用していることがばれると、カードの利用停止や残債の一括請求などの処分が下されます。

換金率の高い新幹線の回数券のようなものは、カード会社が転売目的を特に警戒しているものです。

だからといって、有効期限が定められている列車の回数券のようなものでは、クレジットの完済を待ってから売りに行っても、すでに高額買取の時期は過ぎてしまっています。

少しぐらいの転売ではわかりませんが、一度に何十万円分も新幹線の回数券を大量購入するような不自然な買い方ではすぐにばれてしまうでしょう。

そうならないように、金券の転売を行う場合は、いざという時に少しだけというふうに注意しなければなりません。