現金化をしても銀行口座が無ければ振込みができないし、現金も受け取れない
クレジットカードの現金化は、困ったときにすぐに現金が振り込まれるので、本当にお金に困ったときに便利だと、利用する人が後を絶ちません。
冠婚葬祭が続いたり、給料日までの間にどうしても現金が必要になったきなどは重宝することでしょう。
自分名義のクレジットカードさえあれば、いつでもオンラインで申し込みができるのも、利用者が増えている一因です。
クレジットカードのショッピング枠の現金化とは、指定された商品をカードで購入してキャッシュバックされる方式もあれば、商品を購入し、それを業者に買い取ってもらう買い取り方式などもあります。
すぐに現金がほしい場合で、最短振り込みを希望するなら、キャッシュバック方式を選ぶ方が振り込みがスピーディな傾向があります。
業者にキャッシュバックしてもらうには、銀行口座が必要です。
どこの銀行でもよいという業者もいれば、利用できる銀行が決まっている業者もあります。
ですから、申し込みをする前に、必要口座を確認しておきましょう。
地方銀行に口座を持っている場合、振込手数料が高いかもしれません。
また、振込に時間がかかることもあるかもしれません。
クレジットカードの現金化をする前に、利用できる口座や振込手数料などを必ず確認しておきましょう。
スピーディな振り込みを希望するなら、ネットバンクがおすすめです。
土日祝日、平日15時以降でも振込ができます。
楽天銀行、ジャパンネット銀行などのネットバンクは来店しなくても、オンラインで口座が開設できます。
セブン銀行はコンビニにATMがあり便利そうに思えますが、ウェブサイトから口座開設申し込みをすると、口座が開かれるまで1週間ほどかかるので、すぐに現金化したい人には不向きでしょう。
とはいっても、焦って現金化すると、詐欺業者にひっかかってしまったり、おもわぬ犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
また、業者を選ばずに現金化してしまうと、還元率が異常に低い場合もあります。
そもそも、金融業者からお金を借りるときの金利より、高い金額を手数料としてとられているので、スピーディにお金が手にできたとしても、クレジットカードのショッピング枠の現金化はけっしてお得な方法というわけではないのです。
悪徳業者に引っかかってしまえば、それこそ1円も振り込んでもらえず、カードの返済だけが残るということだってあるのです。
ですから、カード現金化をするなら慎重にしましょう。
クレジットカード現金化をする前に申込み方法の注意点をよく理解しておこう
クレジットカードの現金化を行おうと考えるのは、現金がすぐにでも必要になった時だと思います。
ところが、業者によっては、すぐにお金を振り込んでくれなかったり、還元率が低いなどのトラブル、最悪の場合は個人情報を盗まれて犯罪に巻き込まれることすらあり得ます。
ですから、利用するなら慎重に行わなければなりません。
初回利用者がスピーディにお金を手に入れるには、インターネットでの申し込みが便利でしょう。
わざわざ店舗まで行かなくてよいというメリットがありますし、審査に時間をかけることもありません。
パソコンやタブレット、スマホがあれば24時間、いつでもどこからでも申し込みができます。
即日振込に対応している業者を選べば、申し込みから振込まで最短で数十分、または一時間以内に対応してくれるでしょう。
業者のサイトを見ると、「最短5分で振込完了」などと書いてあることがありますが、これはリピーターの場合です。
初回は、どうしても手続きが必要になるため数十分はかかるでしょう。
申込み方法はいたって簡単です。
必要なのはショッピング枠の残高がある自分名義のクレジットカードと、免許証やパスポートなどの身分証明書、振込先の口座だけです。
まず、現金化業者のサイトにアクセスしたら、必要事項を確認しましょう。
還元率、振込方法などの注意事項をよく確認してください。
悪質な業者もあるので、チェックは入念に行う事をオススメします。
つづいて申込みフォームへ移動してください。
名前、メールアドレス、電話番号などの必要事項を入力して送信したら、業者からの連絡を待ちます。
注意点は、クレジットカード番号を絶対に教えてはいけません。
カードの写メを取って送信するなどのことも絶対にしてはいけません。
カード番号を知られたら、悪用されてしまいますから、くれぐれも慎重に。
業者から連絡が来たら、希望額、カードプランの種類などを伝えます。
還元率や振込みについて説明を受けたら、その時点でサービスを利用するかを決定します。
利用することに決めたら、振込先の口座番号、身分証明書のコピーや写メなどを提出します。
業者から案内が来たら指定の商品をカード決済で購入します。
商品購入を業者が確認できたら、お金が振り込まれます。
後日、購入した商品が届き、カード決済した分の返済が始まります。
これが、キャッシュバック方式の流れです。
少しでも疑問なことがあれば業者に直接確認しましょう。
また、少しでもおかしいなと思うところがあれば、利用を中止しましょう。
現金化の業者選びは何故、慎重に行わなければならないの?
クレジットカードの現金化業者はたくさんあります。
利用者が増えている分、業者の数も多くなっていますが、悪質な業者や、詐欺を行う業者もありますので、業者選びは慎重に行わなければいけません。
実際に利用するときに、ネットの口コミなどを調べようと思うかもしれませんが、ネットの情報をすべて鵜呑みにすることはできません。
口コミの中には、利用した人ではなく業者本人が書き込んでいるものもあるからです。
ですから、
ネットでの評価が高い=安全な業者とは限りません。
トラブルや犯罪に巻き込まれないためには、自分で業者を見極める必要があります。
そこで、業者選びのポイントをいくつかあげてみます。
まず知っておきたいのは還元率です。
還元率とは、いってみれば利息のようなものです。
たとえば、10万円の現金化をするとき、90%の還元率ならば9万円が振り込まれ、残りの1万円は業者の手数料となります。
還元率が高いほど、手にできる現金が多いということです。
ですが、注意しないと別途手数料がかかったり、審査料などといってお金をとる業者もいます。
きちんとサイトの注意事項や必要事項を読み込んでから利用するか判断しましょう。
個人情報の漏洩も気になるところです。
カードの写メを送るように指示されても、それに従ってはいけません。
業者に渡すことができるのは、本人確認ができる、免許証やパスポートのコピーや写メだけです。
決してカード番号を教えてはいけません。
クレジットカードの現金化によるトラブルは多数報告されています。
消費者庁でも危険性を呼び掛け、利用しないように喚起しています。
詐欺にあったり、知らないうちに犯罪に巻き込まれるケースもみられます。
ですから、カード現金化業者を利用するのは簡単ですが、リスクもあるということを常に念頭に置いておきましょう。
悪質な業者は、摘発されたとしても、また名前を変えて営業します。
逮捕された業者もいますし、その中には闇金融の営業ですでに逮捕されたことのある前科のある業者もいます。
個人情報を必要以上に聞いてくる業者には注意が必要です。
クレジットカード番号、勤務先、家族構成などの情報を聞き出そうとする業者を利用してはいけません。
自分だけでなく、家族もトラブルに巻き込まれる可能性があります。
普通、現金化業者は、カードショッピングに必要な情報しか聞きません。
また、キャンセルできない業者にも注意しましょう。
なかには、キャンセル料を要求する業者もいます。
カードの現金化も借金です。
メリット、デメリットをよく考えて、利用するかどうかを決定しましょう。