やっぱりその支払方法は避けた方がよかったのか!
クレジットカード現金化業者を利用することそれ自体はそれほど難しい手続きではありません。
とはいえ、利用した人が忘れてはならないのは現金化した金額は翌月に請求されるという点です。
利用額が非常に大きい場合、翌月に一括で支払うというのはかなり難しいでしょう。
そこで便利なのが「分割払い」および「リボ払い」です。
では、それぞれの返済方法が持つメリット及びデメリットを考慮してみましょう。
「分割払い」とは、「利用した金額を指定する回数に分けて支払う」というものです。
1回で支払う必要がないので、支払いによって家計を圧迫するリスクはやや低くなる、というメリットがあります。
ただし、分割払いをすると、毎回の支払いに金利手数料が上乗せされてしまいます。
支払い回数が少なければ少ないほど、金利手数料は安くなるという特徴がありますから、「一括払いは難しいけれど、翌月以降になればまとまったお金が入る」という見込みがある人は、分割回数をできるだけ少なくして、金利手数料の支払い額を抑えるようにしましょう。
そうすることによって、不必要な支払いで手持ちのお金が減ってしまう、という事態を避けることができるでしょう。
一方、「リボ払い」は、「毎月支払う金額の上限を設定しておく」というシステムです。
リボ払いの利点としては「毎月の返済額が決まっているので、家計のやりくりがしやすい」ということが挙げられます。
収入がそれほど多くない人にとっては大変便利なシステムと言えるでしょう。
ただし、リボ払いも分割払いと同様、毎月の返済時に金利分をプラスして支払う必要があります。
金利手数料は支払いの期間が長ければ長いほど高くなってしまいます。
つまり、余計に支払う金額がどんどん大きくなって行くわけです。
ですから、1度にかなりまとまった金額を取引するクレジットカード現金化の支払いに関しては、リボ払いはあまりおすすめできません。
お金の管理が苦手な人は、現金化を継続的に行ってその返済方法をリボ払いにした結果、いつまで経っても支払いが終わらない、という悪循環にはまってしまう可能性が高くなります。
ですから、リボ払いの金額は収入と照らし合わせながら可能な限り高い金額を設定するようにしましょう。
また、キャッシュにある程度余裕がある時は、繰越返済制度を利用して支払いを行ない、リボ払いの期間が短くなるようにしましょう。
そうすることで、早めに支払いを完済することができ、「カード現金化をしているのではないか」と疑われる可能性も低くなるはずです。
クレジットカード現金化で分割払いが利用できないことはあるの?
クレジットカード現金化を利用すると、かなり大きな金額が「ショッピング枠」に請求されることになります。
そのため、「一括払いでは難しいので分割払いに切り替えてもらおう」と考える人は少なくありません。
ただし、購入するものによっては分割払いが利用できないケースもある、ということが分かっています。
では、どんな商品を購入する際には分割払いができないのかチェックしていきましょう。
1つ目は「電子マネー・電子ギフト券」です。
これらの商品は現金への換金率が90%前後と非常に高いため、クレジットカード現金化用の仲介アイテムとして高い人気を誇っています。
とはいえ、ショッピングサイト専用のギフト券に関しては、ほぼすべてのケースで「購入は一括払いに限る」と規定されています。
公式サイトでは分割払いに関して一切記載がなく、また「分割払い」というオプションそのものも準備されていないため、まったく利用することができません。
どうしても分割で電子ギフト券を購入したいという人は、電子マネーやamazonギフト券の販売元となっている公式サイトではなく、インターネットのオークションサイトで探すと良いでしょう。
オークションサイトではこうした電子マネーや電子ギフト券が数多く出品されており、出品者の中には「分割払いも受け付けます」という但し書きを付していることが非常に多いのです。
2つ目は「分割払いに対応していないお店で購入した場合」です。
自分で商品を購入して現金化をしようとする場合、「何を購入するか」だけでなく「どこで購入するか」も大事なポイントです。
デパートや高級百貨店では基本的に分割払いが利用できる一方で、専門店やディスカウントストアなどでは一括払いにしか対応していないケースがよく見られます。
ですから、会計を済ませる前に分割払いには対応していますか?と確認するのは賢明でしょう。
クレジットカードそのものが分割払いに対応していないというケースもわずかですが見られています。
また、携帯電話のキャリア決済を利用して購入した商品に関しては、登録されているクレジットカードで一括して支払うというのがルールとなっています。
加えて、これまでの支払いで「遅延履歴」があるケースでは、カード会社が分割払いのオプションをブロックしていることもあります。
ですから、「現金化の支払いは分割払いにしよう」と決めている場合には、こうした項目に引っ掛かっていないかどうかを事前に必ずチェックするようにしましょう。
クレジットカード現金化業者から分割払いを提案されたら絶対に注意して
不安定な景気が続く中で、「クレジットカードの現金化を受け付けます」という業者は増加傾向にあります。
最近では、高い換金率をアピールして集客を図るインターネット専門の現金化業者が多くなってきています。
大抵のクレジットカード現金化業者は顧客からの信頼を勝ち得るため良心的な商売をしています。
一方で、「現金がなくて困っている」という人の足元を見て詐欺まがいの取引を行なう悪質な業者の存在も確認されています。
では、悪質なクレジットカード現金化業者を見分けるにはどんなポイントに注目すると良いでしょうか。
1つの分かりやすいポイントは分割払いを提示されることです。
優良なクレジットカード現金化業者は、数多くの顧客を抱えていることから潤沢な現金を保有しています。
また、現金化を利用する人の多くはキャッシュが十分にないことで困っていることや、振込の早さが非常に重要であることも理解しています。
ですから、利用者から業者へ依頼するのでない限り、現金化したキャッシュに関して分割払いを業者から提案するということはありえない、ということを覚えておきましょう。
もし分割払いを強引に進めてくるようなことがあれば、それはお金をだまし取ろうという狙いを持つ悪質な業者である可能性が非常に高いのです。
多くの口コミで指摘されているように、分割払いを提案してくる業者は大抵1回目の支払いを終えた後、サイトを閉鎖したり電話番号を解約したりして現金化業者としての痕跡を抹消してしまいます。
とはいえ、クレジットカード会社への請求は完了しているため、業者はしっかりと儲けを受け取っているわけです。
一方、利用者は請求をしようにも連絡先がないため、何もすることができません。
カード会社にも相談できず、最終的には泣き寝入りするしかない、という状況に追い込まれてしまうのです。
こうした事態を避けるためにも、クレジットカード現金化業者が分割払いを提案してきたなら、その時点で取引を中止するのが最善です。
現金化に伴うトラブルを避けるためには、最初から怪しげな業者とはコンタクトを取らない、というのが最も良い方法です。
とはいえ、どの業者が信頼できるのかを見極めるのは容易なことではありません。
そこで助けになるのが「利用者の口コミサイト」です。
そこでは、対応が早く親切な現金化業者に関する利用者から寄せられた有益な情報が数多く掲載されています。
ですから、申し込みをする前に必ず目を通しておくようにしましょう。